炭と灯油と薪 [東日本大震災]
昨日の地方紙に、私も関係している新聞記事を発見しました。
使えないコーヒーカップも写っています。
今日の午後の講演会。
〈活動事例3〉の岩城和男氏の「ガソリンスタンドはもともと炭屋さんが多い。トラックで灯油配達と共に山の薪を売り、配達する時代が来る。」というのにはハッとさせられました。 バイオマスやらスマートグリッドetc.
鮮やかに目に浮かぶそのガソリン屋さんの風景。そんな時代がすぐそこまで来ているのです。
恩師:古川利意氏が「ヒトがこんなに山に入らなくて良いのだろうか」?という疑問を呈していましたが、今日の内山節(哲学者)さんのお話にその答えの糸口が見つかりました。「近代化と伝統」or「人間的な暮らし(人間らしい生き方)」という時に、“山”や“森”は欠かせないという確信です。
内山氏は、さらに、ではどうしたらよいか?という哲学を示されました。
同封されていた須賀川市での講演会のテーマは「森に帰る暮らしの始まり」。東北復興の資源は森林資源を基本としよう、とあります。
今日は、実に興味深いシンポジウムでした。
2011-09-21 00:26
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昨日のシンポジュウムでは大勢の皆さまからお越しいただきました。感謝申しあげます。私たちが住む「地域の森林」はとてつもない可能性を秘めた宝庫だと考えています。珍玄斎様の益々のご活躍を祈念いたします。
by 岩城和男 (2011-09-21 10:49)